餓鬼レンジャーのポチョムキン(a.k.a. Freaky随喜)と、元マイカデリックの真田人(a.k.a. 真田2.0、またの名をサナディアンマン)によるスペシャル・ユニット「随喜と真田2.0」! タイトルは「Walk This Way 58」!何が58なのか?一体どういう意味か分かるでしょうか?答えは単純です。この曲に参加したラッパーの人数なのです。え?58人?と思われた方、その通りです!いや、もうそのまんまなんですが、この曲は58人のラッパーが参加している、ヒップホップの歴史上最も参加人数の多いポッセ・カット!!2000年にリリースされたGathering Of The All Stars名義の「We Are The Wild」という曲も、38人という人数のラッパーが参加してましたが、今回はそれを20人も上回っちゃってます。実に1曲19分というトンでもない曲。この随喜作のジャケットも意味不明です。 では参加ラッパーをマイクリレー順に記載しておきます。 ・随喜 ・YOSHI(餓鬼レンジャー/ULTRA NANIWATEC MC’S) ・MR.O.K.I. (ULTRA NANIWTIC MC'S) ・KEN-1-ROW(DA VOLCANOS/DOSMOCCOS) ・DJ FUKU(ULTRA NANIWTIC MC'S) ・HIDADDY(韻踏合組合) ・TOMOGEN(DORBELMAN INC) ・MONCHI(ABNORMAL BULUM@) ・COYASS(KOUZUI/MIC BANDITS) ・GATTSUKIMAN (T-CITY BOYS) ・K-ONE (LARGE PROPHITS) ・AGURI (LARGE PROPHITS) ・TOKI (LARGE PROPHITS) ・ARAKEN (SMC) ・DOO (SMC) ・万寿 ・DEJI ・バケラッタ(トリカブト) ・清水USK(WOLF PACK) ・井上ヴォルフガング(WOLF PACK) ・エムラスタ(ROMAN CREW) ・村上水軍 ・アンジキジョイ(ABNORMAL BLUM@) ・ラップマ二アック ・チャカパーン ・DARTHREIDER ・KEN THE 390 ・CUTE(大和民族) ・INDARA(大和民族) ・環ロイ ・TARO SOUL ・HOOK ・ARK(走馬党) ・SKIPP (走馬党) ・Q (走馬党) ・GHOST-P ・JUGEMU (MMT) ・NG HEAD ・MIC大将(ZZ PRODUCTION) ・NAM (タサツ) ・ZIM BACK (INSIDE WORKERS) ・W-MOUTH (INSIDE WORKERS) ・SUPER-B (INSIDE WORKERS) ・GASS(INSIDE WORKERS) ・NAGANSERVER (ABNORMAL BLUM@) ・MEKOLI (げんこつ) ・k@zzzy (げんこつ) ・ボジョ (げんこつ) ・GOUKI(CAMEL BACK) ・TARO(4wd RECORDS) ・HIDENKA(GARBLE POOR!) ・KM-MARKIT(UBG) ・AMIDA ・HIDADDY(韻踏合組合) ・ERONE(韻踏合組合) ・遊戯 (韻踏合組合) ・SATUSSY(韻踏合組合) ・真田人 いやぁ、3分の1くらい聴いた事ないラッパーですね。 この58人のラッパー達がそれぞれ8小節ずつ間髪入れず次々に登場するこの曲。もう聴いてるだけで吐きそうなくらいの満腹感に襲われます。なんたって、いつまで経っても終わらないんです!CDを早送りしても19分なんてなかなか進まないですよフツウ。っとか言いながらも、ついつい最後まで聴いてしまうんですが、いやぁ実に濃いです(なぜかHIDADDYが2回も入ってます)。しかもテンション高すぎるため、聴き通すのに相当な体力を要する曲と言ってイイでしょう。疲れている時、体調の悪い時には聴く事は決してオススメしません。 今回のシングルに収録されている「Walk This Way 58」。オリジナル・ヴァージョンは9月のフル・アルバムに収録されているそうだが、今回のシングル・ヴァージョンに入っているのはアルバムに収録されていない2ヴァージョン。1つ目の「Beat奉行side」はトラックに主に90年代ロックのビートを使ったロッキン・ヴァージョン。3~4人のラッパー毎にRage Against The Machine、Nirvana、Red Hot Chili Peppers、Chemical Brothers、The Offspring、Limp Bizkit、Fatboy Slimとかの御馴染みのロッキンなビートが入れ替わる最高のパーティ・トラック! しかし、参加ラッパーも大変ですよね。たった8小節で自分の存在感をアピールしないといけないわけですから。そういう意味ではWOLFPACKの清水USKやTaro Soulや、神戸を中心に活動するクルーABNORMAL BLUM@所属のラッパー、アンジキジョイやMONCHIなどが僅か8小節でありながらも自分の存在を上手くアピールする事に成功しているでしょう。この3 MC & 3 DJの6人組ABNORMAL BLUM@(下写真)は今かなり注目のクルーです。
by Blacksmoker
| 2007-09-02 00:02
| HIP HOP
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