<   2010年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

MORITZ VON OSWALD TRIO @ 鰻谷sunsui 1/9(土) 2010


ジャーマン・テクノ・シーンの重鎮として20年以上もシーンを牽引するミニマル・テクノ/ダブのゴッドファーザーであり、Basic Channnelの首領モーリッツ・フォン・オズワルド
f0045842_22532437.jpg
このところ彼の動きが活発化している。2009年にカール・クレイグと共に、カラヤンが「ドイツ・グラモフォン」に残した音源を解体・再構築した「Recomposed by Carl Craig & Moritz Von Oswald」をリリースし、テクノの新しい形を提示してみせてくれました。その後、間髪入れずにリリースされたのが、自身の名前を初めて冠した新ユニット、Moritz Von Oswald Trio
f0045842_2362100.jpg

そのMoritz Von Oswald Trioによるアルバム「Vertical Ascend」(右写真)は、元Sun Electricマッf0045842_2364611.jpgクス・ロダーバウアー(アナログ・シンセ)と、Luomoヴラディスラヴ・ディレイ(パーカッション)を従えて、企画的なアルバムだった「Recomposed by Carl Craig & Moritz Von Oswald」を軽く凌駕する強烈なサウンドでした。テンポを落としたダウンビートにメタル・パーカッションの音がダブ処理され、粒子となって空間に拡散する危険なトリップ・サウンド(ただ無機質なだけではなく人的な温かさも感じられるのもポイント)で、まさしくモーリッツ・フォン・オズワルドの本領発揮とも言える作品でした。

そんなMoritz Von Oswald Trioが来日という事でsunsuiへ行ってきました。

深夜1:00をまわった頃、満員のフロアに登場したMoritz Von Oswald Trio
f0045842_23191369.jpg
真ん中にモーリッツ・フォン・オズワルド、そして左側にパーカッションのヴラディスラヴ・ディレイ、そして右側にアナログ・シンセのマックス・ロダーバウアー。フロアの高いテンションと逆に、この3人はかなり落ち着いた佇まいです。

そしてクールなまま会場中に重低音が響き渡ります。まず何と言っても目を奪われるのは、その「アナログ感」。もちろんモーリッツ・フォン・オズワルド自身はMac G4を1台使用してはいますが、その他の2人は完全に人的操作。
f0045842_23201324.jpg
ヴラディスラヴ・ディレイ(僕はSun Electricが大好きなのです)なんか自作のパーカッションから様々な音を出します(紙をビリビリ破いて音を出したりも)。まさしくセッションとも言うべきサウンドの応酬をモーリッツ・フォン・オズワルドが見事に統率しダブ処理していくわけです。

それにしても3人とも全く表情を変えません(笑)。特にモーリッツ・フォン・オズワルドマックス・ロダーバウアーなんて全くの無表情で黙々と音を鳴らしています。なんかこういうところはKraftwerkから連なるジャーマン・テクノの系譜をしっかり受け継いでいるのが分かります。
f0045842_2321231.jpg
デジタルに頼り過ぎないこともあり、鼓膜が揺れるほどとんでもない低音を鳴らすわけでもなく、過度に盛り上げてくることもなく、適度なヘヴィさを保ちながら、ゆっくりとゆっくりと攻めてくる様は、まるでデカい蛇にじわじわ締め上げられていく感覚です(照明もほとんど変わらず)。この低温火傷のような緊迫感が妙に心地イイ。前方のスピーカーの真ん前で聴いていたのでなおさらです(でもこの間も3人とも無表情)。職人的なアナログ感の極みを見せ付けられましたね。
f0045842_23213962.jpg
そして約1時間のステージを終え、にこやかに、そして紳士的にお辞儀をして去っていきました。出す音とあまりにも違う雰囲気が、モーリッツ・フォン・オズワルドのミステリアスなキャラに余計に拍車を掛けていたと言っていいでしょう。

なかなか最後まで不思議なオッサンでしたな。

  
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-28 22:37 | ライブレポート

LEDISI @Billboard Live Osaka 1/6(水) 2010


2010年のライヴ一発目はLedisiから!
f0045842_191265.jpg
2007年11月の来日以来、約2年振りにLedisiが大阪へ戻ってきました(2009年1月の来日は東京onlyだったし…)。

前回の来日時はメジャー・デビュー盤「Lost & Found」をリリースした直後f0045842_17353.jpgでしたが、その後アルバムはグラミー賞にノミネート。さらに翌年2008年11月にはクリスマス・アルバム「It’s Christmas」をリリース、そして2009年10月には新作「Turn Me Loose」(右写真)をリリースと快進撃を続けるLedisi。新作も好調で、もはやR&BファンにとってLedisiは新たなソウルスターとしての地位を確立したといっても過言ではない。

そして前回の来日時のLedisiを取り巻く状況も、今ではもはや全く違うと言って良いでしょう。会場も前回は空席がまだまだありましたが、今回は打って変わり超満員でしたね。

「皆さん、グラミー賞ノミネート・アーティストのLedisiです!」という司会者の紹介で登場したLedisi。髪型は新作のジャケと同じ髪型です。
f0045842_1131852.jpg
勢いはバンドの人数にも表われており、前回の6人編成より、サックスとトランペット、そしてコーラスも1人増えて9人編成になっていました(なぜかギタリストだけが白人)。前回のライヴは、とにかくあまりにも規格外な事だらけでした。ドラムはロックばりにラウドに叩きまくるわ、コーラスは男性だし、おまけにLedisiは腕を骨折してて包帯巻きながら、客席動きまくるわ、僕の目の前の席に来てお尻振りまくるわと、そのあまりにも「異物感」ぶりが強烈過ぎでしたが、今回のライヴはそういうムチャぶり感はかなり抑えられ、「余裕と貫禄」のステージング。

1曲目は絶対にThem Changesが来る!と勝手に予想してたんですが、全然ハズレでミディアムなGet To Know Youでスタート。
f0045842_1164648.jpg
1曲目はまだ抑えていたLedisiですが、次のEverything Changesで早くも爆発!お得意の口スクラッチが炸裂するThink Of You、ミディアムながら後半でソウルフルなシャウトが炸裂するHigher Than Thisなど相変わらずもの凄い迫力です。
f0045842_1171948.jpg
バンドの方ですがサックスとトランペットが加わった事でかなり音に派手さが増していました。女性コーラス隊のゴスペル風コーラスもガッチリとLedisiのヴォーカルをサポートし、ギターとベースはやや控えめ気味ながら、オルガンとピアノを前に出した音がブレのない安心できる演奏を聴かせてくれます。ドラムも前回みたいなロックっぽいものではなくタイトに叩いていましたね。
f0045842_1225916.jpg
全体的に音は楽器数が増えたことで派手さが加わって、ガッチリとまとまった演奏を聴かせてくれましたが、「安定感」が出た分だけ、以前にあった「異物感」や「規格外ぶり」が少し薄まった気がしたのが少し残念な気もしないでもありません…(まあこれは少数意見でしょうが)。

しかし、バンドは「落ち着いた感」があったかもしれませんが、やっぱりLedisiが落ち着くわけがありません。今回のライヴでも人知を超えたド迫力な声が炸裂してましたね。まさしくLedisi is Ledisiです。やはりとてつもない才能ですよ、この人は。声量もハンパじゃないです。
f0045842_1272652.jpg
新作からはその他にもAloneLove Never Changeなど披露していましたが、ライヴで聴くと新作の曲というのはレコードで聴く以上に映えますね。レコードで聴くと新曲は少し薄味なカンジがしていたんですが、ライヴで改めて聴くと「よく考えられてる構成になってるなぁ」と感心しましたね。曲作りというのは奥が深いです(もちろんそこが初期のLedisiの破天荒なトコロが好きな人には喰い足りないトコかもしれませんが…)。でも、
後半はHappy FeelingTake Timeといった初期の代表曲で唸らせてくれました。
f0045842_1275330.jpg
アンコールはThem Changes。ここでこの曲を持ってくるか!会場のテンションもグッと上がり、次の曲を万全の体制で迎えられる状態にさせておいて、「さあ最後は何がくるのか」と期待してたら、あっさり終了しちゃいました(笑)。やっぱこれは最初に持ってくるべきだったと思うんですがね…(Everything Changesも最初じゃなくて、アンコール前くらいに持って来たほうが絶対イイと思う!)。まあこの「思いも寄らなさ」がLedisiの魅力だと思えば、これもまた楽しめるというものですが。
f0045842_1293325.jpg
いろいろと書きましたが、総評するとやっぱりLedisi is Ledisi。その一言に尽きるライヴでした。観た人全てが充分にこの人のソウルを感じれた事でしょう。そして、そのソウルがなくならない限りは、私達はLedisiがどんな事に挑戦しようがもちろん応援していくでしょうね。

  
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-24 00:53 | ライブレポート

THE STAR FESTIVAL 2009 @住之江区名村造船所 12/30(水) 2009



■Xaviel Morel
f0045842_12122465.jpg



■X-Dream
f0045842_12184988.jpg



■X-Dream feat. Ariel Muller
f0045842_12291032.jpg



■Radio Slave
f0045842_12314024.jpg



■THE SUNPAULO
f0045842_12424930.jpg



■Darren Emerson
f0045842_12435056.jpg

[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-19 12:59 | ライブレポート

溺れたエビの検死報告書 @京都Nega Posi 12/25(金) 2009


2001年より関西を中心としてアンダーグラウンドで神出鬼没の活動を続ける「溺れたエビの検死報告書」。
f0045842_1024146.gif
メンバーは全員エビ総帥エビを中心として、その人数は常に変化し続けており、楽器だけではなくダンサーも含めて10数人にも及びます。私は2003年頃にこのバンドに初めて出会い、かなり衝撃を受け何度もライヴに足を運んでおりましたね。

そもそも私がこの「溺れたエビの検死報告書」を好きな理由はその『音楽性の高さ』に他ならない。全員がエビの格好をしている色物バンドかと思いきや、ライヴを観るとその演奏力の高さにかなり驚かされるでしょう。打楽器を中心にしたダイナミックなリズムに変則的な演奏を繰り広げる様は圧巻で、特にステージ中央で改造されたヘッドレスのフレットレス・ベースを演奏するエビ総帥Primusレス・クレイプールを彷彿させる程とんでもなく凄いプレイヤーです。
f0045842_10363723.jpg
さらにはメタル・パーカッションやホーン・セクションなど含め、それらが渾然一体となって襲ってくる音は、Primusの変態性に初期Einstürzende Neubautenのカオス度を合体させたような感じと言ったら良いでしょうか。そこにエビの格好をした動きまくるパフォーマンスが加わるわけですから、その衝撃度はハンパないです。

さて、今回私が「溺れたエビの検死報告書」を観るのは5年振りくらいでしょうか?いつもはイベントなどに出演する場合が多いエビですが、今回は単独ワンマン・ライブ。

開演時間になると会場の後ろからワサワサとエビ達が登場。会場を徘徊しステージに集まってきます。そして最後にエビ総帥の登場。5年振りに観ましたが、良い意味で全く変わっていないです(笑)。今回の編成は総帥の他に、ドラム、パーカッション、シンセサイザー、ギター、トランペット×2の7人編成
f0045842_10324639.jpg
中央にセッティングされたヘッドレス・ベースの弓弾きの不穏な旋律から、一気にメンバー全員が畳み掛けるお馴染みのオープニング曲。トランペットが加わって、以前よりも更に妖しい雰囲気を増しています。

そして続くのは、初めて聴く新曲。
f0045842_10373155.jpg
総帥がステージ脇に設置されたギターの所まで行って、エフェクターによって変えられたブリブリのファンク・ベースみたい音が疾走する80’sっぽいテイストの曲。これは今までの「溺れたエビの検死報告書」にはない新機軸のナンバーですね。キーボード/パーカッション担当のエビがステージ中央でダンスを踊るパフォーマンスも最高です。

長尺の2曲が終わって一旦休憩。その後スクリーンの映像を絶妙に使った笑えるパフォーマンスをした後、またもや新しい曲。水中にいる事を演出するようにエコーのかかった音がかなり気持ちよく、そこに2本のトランペットが交互に音の応酬を繰り広げ、そこにシロフォン(木琴)の音も加わって摩訶不思議なアンビエント世界が広がります。オープニングこそ昔と変わらずでしたが、他はしばらく見ない間に新しい段階に突入しているようです。
f0045842_10381872.jpg
後半はカオス度の高い曲をもってきて破壊的なパフォーマンスを見せるエビ。途中で総帥のベースが鳴らなくなるトラブルも発生するが、そのトラブルさえも笑いに昇華させ余計に盛り上げる余裕のステージング。やっぱコイツらは最高です。その日がクリスマスということもあって、サンタの格好をしたエビも登場し、お菓子を観客にバラまくパフォーマンスで会場もかなりの盛り上がりを見せていましたね。
f0045842_10391640.jpg
そしてアンコールで披露したのは、何とゴジラのテーマ!イントロの不穏なトランペットに、総帥の弓弾きのベースなど、まさしく「溺れたエビの検死報告書」にピッタリの名カヴァー。驚くほど見事にハマっておりました。この曲は今後も彼らのライヴで頻繁に耳にすることになるでしょう。
f0045842_10423285.jpg
しかし、いつも思うんですが、こんな凄いパフォーマンスを見せる集団が、未だにアンダーグラウンドな存在であるのは非常にもったいない!もしフジロックなんかに出れば一気にブレイクしそうな気がするし、かなりフェス向けなバンドだと思います。今度は広い客層に彼らの存在をアピール出来ればイイなぁと思いますね。

是非一度ライヴに足を運んでみて下さい!
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-13 10:42 | ライブレポート

「HARVEST '09」@神戸上屋劇場 11/28(土) 2009



f0045842_2330739.jpg
                     神門
 

f0045842_23352651.jpg

                SD JUNKSTA


f0045842_23381495.jpg
                       MSC


f0045842_23392087.jpg
                       降神


f0045842_23405929.jpg

                THA BLUE HERB
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-12 23:50 | ライブレポート

中山うり @Billboard Live Osaka 11/25(水) 2009



f0045842_2323729.jpg


夢で会いましょう、そして石原裕次郎夜霧よ今夜もありがとうのカヴァーは素晴らしい。月とラクダの夢を見たを3回やり直してました。


   
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-12 23:26 | ライブレポート

M.O.P.@京都Club evolve 11/23(月) 2009



f0045842_2318441.jpg


2時間半遅れのスタート。でもAnte Upは当然激アガリ。


       
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-12 23:20 | ライブレポート

2009年の5公演。


さあ、2009年総括ラストはライヴ編です。今回は5つ選びました。


<2009年のライヴ・ベスト5>


■第1位
Beyonce @ Summer Sonic '09 (2009年8月7日)
f0045842_0155029.jpg
2009年はこの人以外には考えられません。ビヨンセ史上初の野外フェスティヴァル・ライヴ。
f0045842_0165027.jpg
エンターテインメントの真髄というものを見せ付けられました。完璧に叩きのめされましたね。


■第2位
MY MORNING JACKET @心斎橋クラブクアトロ (2009年2月6日)
f0045842_0244946.jpg
日本と海外との人気の差のおかげで、こんな小さな場所でこのバンドを観る事が出来ました。こんな小さな場所にもかかわらず、全く手加減なしの2時間半。とてつもない迫力でした。


■第3位
DAVID BYRNE @ なんばHatch (2009年1月23日)
f0045842_033201.jpg
バーン先生の知的ユーモア満載。先鋭と円熟が同居する貫禄のライヴ。


■第4位
AKRON/FAMILY @京都メトロ (2009年6月11日)
f0045842_0381481.jpg
こんな凄いヤツラだとは思いませんでした。会場のエネルギーを自分達のエネルギーに昇華させ爆発した圧倒的ライヴ。


■第5位
神門 @ 名村造船所Black Chamber (2009年5月30日)
f0045842_0454340.jpg
初めて観て、完璧に心打たれてマジで泣きそうになりました。


■時点
SUNN O))) @ 鰻谷sunsui (2009年4月23日)
f0045842_0495270.jpg
2人でもやっぱり凄かったSUNN O)))。あまりの音圧で照明が割れるなんて事を経験したことは忘れられません。



と、いうわけで2009年総括は終了です!

  
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-08 00:55 | 2009年総括

2009年の10曲。


さて、続いてはBlacksmokerの2009年の10曲です。

やはり世相を反映してか、どん底の状況でも諦めずに這い上がる心情を描いた曲が多く、そういったメンタリティに心惹かれたように思います。

それではいってみましょう。


<2009年の10曲>


■第1位
BRUCE SPRINGSTEEN [The Wrestler]
f0045842_17554454.jpg
f0045842_17561433.jpg
ミッキー・ロークが素晴らしい演技をみせた映画「The Wrestler」のエンディングで流れる感動的な曲。主人公の壮絶な人生をブルース・スプリングスティーンが物悲しく歌います。いつものボスではない抑えたトーンがさらに涙を誘います。


■第2位
YOUNG JEEZY feat. NAS [My President]
f0045842_17585823.jpg
「俺の大統領はブラック。そして俺のランボルギーニはブルー。そして俺のエアジョーダンはライト・グレー。」というコーラスを聴いただけなら、よくあるセルフボースト的な曲かと思われますが、その後はJeezyの貧困から這い上がった生い立ちラップが続き、遂に黒人が大統領になった事を祝福、最後に畳み掛けるように切り込むNasのラップが最高にカッコイイです。完璧な1曲。
f0045842_17595262.jpg
ラップの凄みと説得力では、今やこのYoung Jeezyに勝るラッパーはいないでしょう。


■第3位
アン・サリー [時間旅行]
f0045842_1811423.jpg
いつもは淡々と歌うこの人の曲の中では、珍しいドラマティックな曲。不思議なラブ・ソング。


■第4位
MAXWELL [Pretty Wings]
f0045842_1814462.jpg
完璧すぎる。最後の1分以上も続く余韻のような無音状態も含めて完璧です。50回連続で聴いても飽きません。


■第5位
ANIMAL COLLECTIVE [Summertime Clothes (Dam-Funk Remix)]
f0045842_1833581.jpg
f0045842_1891419.jpg
2009年の夏のアンセムでした。Dam-Funkにより新たな擬似ディスコに生まれ変わった名曲!


■第6位
RUSCONI TRIO [One Up Down Left Right]
f0045842_1894093.jpg
フランスの新生ピアノ・トリオによるスタイリッシュかつクラシカルな要素も感じられる新しいジャズ。PVも最高にクールです。


■第7位
NEAL CASAL [The Cold & The Darkness]
f0045842_18103324.jpg
Ryan Adamsの右腕的存在」から、「Ryan Adamsに匹敵する才能」になりましたね。来日公演でも披露された隠れた名曲です。


■第8位
ANTHONY HAMILTON [Fine Again]
f0045842_1855258.jpg
「どんな状況でも、また再び良くなるよ」と歌われるゴスペル調の曲。徐々に盛り上がる後半も素晴らしい。


■第9位
RHYMESTER [Once Again]
f0045842_1862552.jpg
いつもの皮肉やユーモアを封印し、ストレートに心情を綴ったアンセム。「Over 30」な人には特に響くリリックに、あえてBPMを抑えたトラックも説得力あります。


■第10位
LEDISI [Everything Changes]
f0045842_1874279.jpg
メジャー感は増したが、その熱いソウルは全くもって不変。「Everything Changed」なら後ろ向きですが、「Everything Changes」なら前向きな言葉になるのです!

 
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-06 18:11 | 2009年総括

2009年の10枚。


あけましておめでとうございます。

このブログを始めてもう4年が経ちました。最近は更新がなかなかままなりませんが、毎日多くの人がここを訪れて下さって、とても嬉しい限りです。5年目を迎える今年は、さらなる飛躍を目指して頑張ります。どうぞヨロシクお願い致します。

では、毎年恒例の2009年総括。いってみましょう。


<2009年の10枚>

■第1位
神門 [栞]
f0045842_213488.jpg

まだ23歳の神戸出身のMC。[詩集]と[死終]という、それぞれ異なるのタイトルが付けられた2枚組の大作。
f0045842_2217124.jpg
単純明快な言葉しか使っていないにもかかわらず、ここまで深く心に刺さるなんてまさに圧巻の一言。特に[死終]は凄い。感動を超えて、戦慄さえ憶えます。


■第2位
CHURCH OF MISERY [Houses Of The Unholy]
f0045842_2220386.jpg
日本どころか、もはや世界一のドゥーム・メタル・バンドによる最凶のドゥーム・アルバム。
f0045842_2222392.jpg
全てのメタル・ギタリストはこれを聴いて勉強すべし!


■第3位
STAFF BENDA BILILI [Tres Tres Fort]
f0045842_22235653.jpg

Konono N゜1に続いて、またもやコンゴ共和国から強烈な一撃。全員車椅子のストリート・ミュージシャンによる野外一発録音。生気漲るゲットー・ミュージック。


■第4位
INDIA.ARIE [Testimony Vol.2: Love & Politics]
f0045842_22331718.jpg

スティーヴィー・ワンダー・チルドレンから更なる進化をみせた傑作。様々な世界の音楽を軽やかに飛び回る姿が爽快。


■第5位
MONSTERS OF FOLK [Monsters Of Folk]
f0045842_23535919.jpg
これはまさしく現代版Crosby, Stills, Nash & Youngだ。My Morning JacketとBright EyesとM.Wardらによる驚異の合体プロジェクト。お互いの才能が相殺されずに、見事な化学反応をみせた素晴らしい作品。


■第6位
RAEKWON [Only Built 4 Cuban Linx...Part.2]
f0045842_22564827.jpg

分かりやすいNY賛歌「Empire State Of Mind」よりも、個人的には断然コッチにNY魂を感じる。圧倒的なハードコア・ライムの詰まったアルバム。


■第7位
AKRON/FAMILY [Set 'em Wild, Set 'em Free]
f0045842_2354251.jpg

得体の知れない不気味なパワーが爆発したサイケデリック・フォーク。ライヴも凄かったです。


■第8位
MORITZ VON OSWALD TRIO [Vertical Asent]
f0045842_23215049.jpg
Carl Craigとの企画盤も面白かったが、こっちは本領発揮の貫禄のミニマル・ダブ。とんでもない音圧で、なおかつダンサブルな所が凄い。


■第9位
NEKO CASE [Middle Of Cyclone]
f0045842_23241443.jpg

前作で確立したオリジナリティをより強固にしたアルバム。なおかつセールス的にも成功。ヴォーカルの逞しさが素敵です。


■第10位
EGBERTO GISMONTI [Saudações]
f0045842_2345738.jpg
キューバのストリング・オーケストラによる1枚目と、ギター・デュオによる2枚目という全く異なった音楽の2枚で偉大なるエグベルト・ジスモンチの脳内が堪能出来る壮大な作品。
[PR]
by Blacksmoker | 2010-01-02 23:55 | 2009年総括