FLYING LOTUS & HUDSON MOHAWKE @ Club Karma 11/22(土) 2009



いや~少し古くなってしまいましたが、ライヴレポート。

幕張の「Electraglide 2009」は行けませんでしたが、こちらには行ってきました。今や全てのビートメイカー達の新たなる指標となったFlying Lotus、そしてそのFlying Lotusに続く存在として最も注目されるHudson Mohawke。このWarp所属の2組による単独来日公演。
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会場に入るともうかなりの人の多さで、フロアはパンパン。既にHudson Mohawkeが始まっていおり、「7x7 Beats」に収録されているStar Crackoutが流れていました。およそ、最先端のビートメイカーとは見当もつかない、ファッションセンス・ゼロな出で立ち(何たって狼とか動物の柄がプリントされたスウェットに、首元には青いシャツが覗いている!)に、脱力感を覚えるが、音の方は紛れも無い天才。変則的だがファニーなビートが、フロアを揺らします。しかもHudson Mohawkeの曲はメロディがキャッチーなので親しみが持ちやすい。イントロ一発でフロアを沸かせる曲が非常に多い(Polkadot BluesOvernightなんて特に!)。なかなかステージの曲構成も素晴らしく、フロアのオーディエンスを確実に掴んでいましたね。そして見た目よりもかなり激しいライヴを展開してくれました。

そして、そのHudson Mohawkeの終盤からステージに登場したFlying Lotus。マイクを持ちMCまでやってしまうこの男はHudson Mohawkeのステージ以上の激しさ!
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あんな荒廃的で近未来的で無機質なビートを作る男なので、勝手に身構えていたコチラの予想を完璧に裏切る「陽性キャラ」。よく笑って、よく動いて、オーディエンスまでガンガンに煽るその動きで、Hudson Mohawke以上の盛り上がりを見せていたのは言うまでもありません。
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そして選曲はというと、もちろん「Los Angels」からの曲をふんだんに盛り込んだセット。どの曲もレコードよりビート感が全面に出ていて、よりヒップホップ方向に振ったサウンドになっており、フロアの「縦ノリ度」もかなりのものでしたね(その流れの中でCamelMelt!のイントロが聴こえてくる時のカタルシスは格別!)。
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Hudson Mohawkeと同じで、Flying Lotusも天才なのですが一見するとそんな風には一切見えない。Aphex TwinChris Cunninghamなどはそのキャラと音がかなり一致しているので理解出来ますが、Hudson MohawkeFlying Lotusは、ステージ上のキャラと音の雰囲気が違いすぎてて面白いです。やはりこのギャップの大きさは新世代ならではなんでしょうね。
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将来、彼らがもう少し年齢を重ねていき、ダンス的な側面より、もっとアーティスティックな側面を強調していく時期が来るとは思いますが、今回の若さ漲るエネルギッシュなステージングに個人的には大いに楽しませてもらいました。

それと同時に来るべきFlying Lotusの次のレコードが楽しみでなりません。

   
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by Blacksmoker | 2009-12-30 17:24 | ライブレポート
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