CHARLIE HUNTER TRIO @ Blue Note Osaka 4/22(土) 2006

トリオ編成としての最新作「Copperopolis」 をリリースしたばかりのチャーリー・ハンターの来日公演に行ってきました。最近のジャムバンド・シーンの興隆の中でもこのチャーリー・ハンターは精力的なライブ活動と順調な作品のリリース頻度でこのシーンの中核を担う存在だ。

まずチャーリー・ハンターの代名詞といえば、驚異の楽器「8弦ギター」!これは凄いです。まず上の3弦がベースの弦、そして残りの5弦がギターの弦というこの人オリジナルに作られた特殊なギターなんです。フレットも変形しています。要するにギター音とベース音が鳴らせるこの楽器をチャーリー・ハンターは自在に操り、まるでギタリストとベーシストが同時に演奏しているような超絶な演奏を聴かせてくれるのです。言葉で書くとインパクトは少ないかもしれないが、彼の音源を聴いたらブッ飛びますよ。ギター・ソロを弾いているf0045842_3103488.jpgバックで全く別メロディのベースラインがランニングしているんですよ!有り得ない!100人中100人がコレを聴いても、1人で演奏しているなんて言ってもまずは信じてもらえないでしょう。それくらい凄い演奏力でインプロヴィゼーション中心のライブ・パフォーマンスを繰り広げるわけですから、ライブは超カッコイイ。ロバート・ランドルフソウライブなどに近いノリを持っていますね。

さて今回の来日公演ですが、トリオでの来日。彼のトリオには凄腕のミュージシャンが揃っている。まずサックス・プレイヤーのジョン・エリス。彼はこのバンド以外でも自身のリーダー・アルバムも発表している実力派サックス・プレイヤー。見た目は大人しい寡黙な兄ちゃんですが、メロディカやウーリッツァーも自在に演奏する姿はめちゃくちゃカッコイイ。そして1人だけスーツでキメた巨漢の黒人ジャズ・ドラマー、デレク・フィリップスの熱いプレーも最高にクールだ。ドラム・ソロなんて上着を脱いでの熱演。
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そしてリーダーのチャーリー・ハンターは相変わらずの超絶なプレーを見せてくれました。ディストーションを効かせたギターのファンキーなフレーズを弾くのと同時に、親指だけでベースの3弦を弾きながらまったく別フレーズが鳴っているという神技!もう一度言うが同時にですよ!今回は一番前のテーブルで超至近距離から観ていたわけですが、全く理解出来ませんでしたよ。一体どういう頭の構造なんだ、この人は!ずっと座りっぱなしでのプレーだったのでハードな動きが少なく大人しめな感じだったのが少々残念だったが、この神懸かり的プレーをブルーノートの素晴らしい音響で観れただけでも貴重な経験でしたよ。ジャム・バンドというよりはジャズでしたね。次回は3時間くらいのセットで存分に観たいです。
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ちなみにチャーリー・ハンターのデビュー・アルバムをプロデュースしたのはプライマスレス・クレイプール。あ~なるほどと納得。やっぱ変人の周りには変人が集まるんだなぁ…。
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by Blacksmoker | 2006-04-26 03:16 | ライブレポート
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