[ULTIMATE MC BATTLE 2007] 大阪予選 @ Fanj Twice 8/25(土) 2007



8月25日(土)は大阪のHIP HOPヘッズにとっては暑い一夜になりました。

鰻谷sunsuiではTHINK TANK主催の「EL NINO」が行われ、何とスペシャル・ゲストにDEV-LARGENIPPSCQというブッダ・ブランド無敵の3本マイク」が登場。一方、Fanj Twiceでは恒例のMCバトルの総本山「ULTIMATE MC BATTLE」の大阪予選。そして、そのFanj Twiceの50m横のClub TriangleではYOU THE ROCK★のライヴが行われていたりとかなりHIP HOPヘッズには贅沢な夜でした。

そして私が行ってきたのはFanj Twice。そうです「ULTIMATE MC BATTLE 2007」大阪予選です。やはり一番フレッシュなのはコレでしょう!若きMC達のフリースタイル・バトル。年末の12月29日に行われる全国大会決勝トーナメントへ出場する大阪代表を決定するこの大事な大阪予選。コレは行かないわけには行かないでしょう!
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思えば昨年2006年の「ULTIMATE MC BATTLE 2006」で2005年の覇者カルデラビスタを倒し全国制覇を成し遂げたのはレペゼン横浜のクルー「アイスバーン」のフォークでした。そしてこのフォークと一回戦で対戦したのが大阪代表、韻踏合組合HIDADDY。「事実上の決勝戦だった」と言われるこの壮絶なバトル(延長戦2回!)は、先日リリースされたDVD「ULTIMATE MC BATTLE Grand Champion Ship 2006 Club Citta」で観れるので必ずチェックしておいて欲しいですが、あのバトルでのHIDADDYの凄まじいスキルはフォークのそれとほぼ互角だったと言っていいでしょう。ほんと鳥肌が立つくらい凄いバトルでした。MCを務める太華も言っているように「大阪のフリースタイルのレベルはかなり高い」のです。
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さてそんなハイレベルの大阪大会最終予選。すでに行われている神戸大会和歌山大会の優勝者がベスト16に自動的にエントリーされ、そして勝ち上がってきた14名のMC達と共に優勝を賭けて火花を散らします。準々決勝までは互いに8小節の2ラウンド、そして準決勝からは16小節の2ラウンドでフリースタイル・バトルを繰り広げます。判定方法は①観客の歓声の大きさと、②観客の中から無造作に選ばれた審査員によるジャッジ。もし①と②で判定が割れれば延長戦ということになります。
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昨年はベスト16からしか観なかったんですが、今年はベスト32くらいから様々な試合を観ました。やはり圧倒的な強さを誇るのが韻踏合組合勢と、COE-LA-CANTH(シーラカンス)勢、そして昨年の大阪予選でも健闘したMC達が順当にベスト16に勝ち上がってました。韻踏合組合からはHIDADDYERONE遊戯の3人が、そしてCOE-LA-CANTHからは吉田のブービーOGAWA悠然(a.k.a.赤いメガネ)の3人がベスト16に進出。ちなみに昨年、悠然を倒し準決勝まで進んだP-PONGはベスト16を前に姿を消し、代わりに神戸大会優勝者のアンジキジョイ、そしてK-1小林TATUという無名のMC達が新たに登場。注目はレペゼン和歌山のMCダイジュ。何と16歳だそうです!!若い!
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そして遂に出揃ったベスト16に名を連ねるMC達によるバトルは大阪ならではの熱き闘い。和歌山大会優勝者のサリーや、昨年の神戸大会優勝者のネスタ、昨年の覇者HIDADDY、そしてCosaqu(コーサク)、QZなどはやはり圧倒的な力の差で勝利。面白かったのは、韻踏合組合同士の対決となった「ERONE vs. 遊戯」(下写真)、そして「ダイジュ vs. 小林」。前者はERONEの辛勝、後者は延長の末にダイジュが辛勝でした。ちなみに今年の神戸大会優勝者のアンジキジョイは友人でもあるCosaquにコテンパンにやられてました。
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そしてベスト8。「K-1 vs. HIDADDY」はHIDADDYが圧勝。HIDADDYの凄さは、どんなビートにも対応する柔軟なフローや、ガチガチに踏みまくってくるスキルの高さもさることながら、その根底には大阪ならではの「笑い」があるところが良いですね。必ず観客が爆笑するパートもキッチリ盛り込んでくるところは物凄いスキルですよホント。「南海を走っているのはラピート」とかいうタームがいきなり飛び出し観客も大爆笑をさらってました。

続く「ERONE vs. QZ」は延長の末に昨年の大阪予選ファイナリストQZERONEを倒し、「ネスタ vs. サリー」はネスタに軍配。「ダイジュ vs. Cosaqu」戦では16歳のダイジュが健闘するもCosaquの前に実力の差を見せつけられ敗北してしまいました。

ベスト4(準決勝)からは16小節の2セット・バトル。「フリースタイル・バトルは後攻が有利になりやすい」ということから、先行のMCがビートを選べるというアドヴァンテージをつけての対戦になります。昨年の決勝戦と同じ対戦となった「HIDADDY vs. QZ」。QZも相当な巧者なのだが、やはり相手が悪すぎました。HIDADDYが圧倒的な強さを見せ決勝進出。そして「ネスタ vs. Cosaqu」。かなりの実力者でありながら、見た目が2人とも超普通の学生のような風貌同士の対決は観客の声が2分し延長戦へ。この延長戦が凄かった。ネスタのソリッドな攻撃に対して、Cosaquの「もっかいちゃんと聴いとけデ・ラ・ソウル」とかア・トライブ・コールド・クエストをネタにした返しで客も大歓声!見事ネスタを倒し決勝進出しました。

そして決勝戦「Cosaqu vs. HIDADDY」。
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昨年の大阪の覇者HIDADDYに対して、どんな勝負が繰り広げられるか楽しみでしたが、出だしでCosaquが一瞬言葉が詰まったのが災いし、そのまま一気にHIDADDYに畳み込まれ勝負アリ。もはや余裕と貫禄でHIDADDYが昨年に続いて優勝を飾りました!
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しかしHIDADDY強し!!圧倒的な強さでしたね。もはや当分大阪で彼に勝てるMCは出てこないんじゃないだろうか? そして大阪代表として12月の全国大会決勝でもそのヤバスギルフリースタイルで勝ち上がって欲しい!応援してますぜヒダヤン
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今年の地方予選も既に各地で始まっており東京準予選では何とサムライトループスメテオが優勝。岡山予選ではYOUTHが優勝。そして水戸予選では昨年に続きまたもやGOCCIが優勝と、今年もかなり熱い大会になりそうですね!楽しみです。


ちなみに、この大阪予選が終わったのが4時過ぎ。速攻で車飛ばしてsunsuiに行ったんですが、ブッダのライブちょうど終わったトコでした・・・。無念!!
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by Blacksmoker | 2007-08-28 01:43 | ライブレポート
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